本レポートでは、コールセンター業務を委託先へのアウトソーシングで外部運営する場合を前提とした一般的・代表的な選定基準のポイントを解説します。
コールセンター会社(委託先)の選定では、以下の8項目についてチェックしてみてください。
コールセンターは柔軟で効率的な運営が求められます。 24時間・365日はもちろん、短時間の運営や1日だけ、1週間のみ、土日祝日のみなど、短期間・期間限定でも対応可能な会社があります。 希望の運営時間帯で対応ができるか確認をしましょう。
コールセンターはシェアリング型や専用ブース型まで、1席未満から大規模であれば500席以上など様々です。依頼するコールセンターはどの規模が得意なのかを確認しましょう。
『対応チャネル=コンタクト手段』はさまざまです。電話・メール・WEBフォーム・チャット・LINE・アプリ・ショートメール・FAXなど、どの手段に対応できるか確認しましょう。
問合せ窓口、受注受付、営業コール、専門性が高い、技術スキルが必要など、こちらの業種・業態、業務の内容に応じた選定を行います。
コールセンターは、人員・設備および、運営ノウハウ・事業継続性が重要です。最低でも5年から、10年以上の実績があると安心です。
オペレーターやスタッフは長期雇用従業員で構成されているコールセンターを選びましょう。委託する規模や内容にもよりますが、アルバイトやパート従業員の比率が著しく多い場合は避けましょう。
プライバシーマークを取得しているなど、具体的にセキュリティ対策の実績があるコールセンターを選びましょう。必要に応じて、事前の見学を行うことも重要です。
コールセンターを取り巻く状況は刻々と変化します。変化に対し柔軟に規模の拡張、機能の拡張ができる会社か確認しましょう。